俺、梅毒になりました

梅毒に感染した経緯や治療の経過などを報告していきます。

梅毒検査結果① 2017年5月

 

2017年5月中旬

梅毒検査のために採血をした一週間後、再度病院に行きました。

 

抗体検査が陽性なので十中八九、梅毒に感染しているだろうと思いつつ、陰性だといいな、などと考えていました。

 

しかし、診察室に入り溜息をつく医師を前にして私は陽性であることを悟りました。

「大分数値が高いですね。感染から半年は経過しているのではないでしょうか。」

そう言われ検査結果の用紙を見せられました。

 

 

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梅毒定量:RPR法が血液中の梅毒の量を表します。

梅毒定量:TP抗体法が血液中の抗体の量を表します。

基準値と比べると数字が非常に高いことが分かります。

 

ある程度予想はしていたものの、実際に陽性だとつきつけられるとショックは大きかったです。

そして治療のために

①アモキシシリンカプセル250mg「トーワ」

ビオフェルミンR錠

を処方されました.。

 

①のアモキシシリンカプセル250mg「トーワ」はペニシリン系の抗生物質感染症を治療する薬です。

②のビオフェルミンR錠は腸の調子を整える薬です。

 

アモキシシリンによりお腹の中の良い菌も殺してしまうため、ビオフェルミンR錠でそれを補うのだそうです。朝・昼・晩の毎食後、アモキシシリンを2錠、ビオフェルミンを1錠飲む生活がはじまりました。

 

事前にホームページなどで、「服用し始めのころは急激に菌が死ぬことで、発熱する」という文言をよく目にしていましたが、処方される際、医師も薬剤師もその説明はありませんでした。正直、仕事が忙しい時期でもあり、すこし落ち着いてから服用を始めようかとも思いましたが、「早期に治すことを一番に考えなければ」と思い直し、処方されたその日から服用をはじめました。

 

服用開始直後は「ちょっと倦怠感があるかな…?」と思うことはありましたが発熱はありませんでした。この辺りは個人差があるようです。またお腹の方もビオフェルミンR錠のおかげか、下痢になることは特になく、服用前と同じ状態を保つことができました。

 

薬の服用がここから半年以上続いていく訳ですが、毎日3回服用を続けるということは簡単なようでなかなか大変です。朝・晩は自宅での服用となりますが、昼は社員食堂や外食となり、周囲の目が気になります。トイレでこっそり服用する訳ですが、「バレたらどうしよう」という不安が常につきまといます。自業自得であるということは重々承知してはいますが。